Candle

簡単手作り!写真付!アロマキャンドル(ろうそく)の作り方&香りのレシピ

アロマキャンドル(ろうそく)を作る

このサイトでは、天然にこだわったものを紹介し続けています。アロマキャンドルも、灯すと鼻から体内に入って行くものなので、材料にはこだわりたいものです。そこで今回は、香料には天然の精油を使い、精油と相性がよく、かつ植物性であるソイワックスにこだわった、アロマキャンドルの作り方を紹介します。



写真付き!アロマキャンドルの作り方

ingredients

材料※200mlのガラス容器1個分

  • ソイワックス: 150g
  • 精油: 5ml程度(濃度の目安は全体の3-5%)おすすめは下記へ
  • キャンドル芯
  • キャンドル芯の台座
  • 出来上がりのキャンドル容器(耐熱ガラスなど)200ml分前後の大きさ

用具

  • コンロ (ガスでもIHでも可。火を使う代わりに湯煎でも可。)
  • 温度計
  • ペンチ
  • 計量器
  • クリップ(キャンドル芯を固定するためのもの)

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directions

芯の下準備

1. キャンドルの芯に前もってワックスを染み込ませ、乾かしておく。
2. 台座に芯を通し、ペンチでとれないようにする。

芯にワックスを染み込ませておくことで、燃焼時間長くなったり、キャンドルが作りやすくなります。

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キャンドル作り

3. ソイワックスを鍋に入れ、火にかけて溶かす。(湯煎で溶かしてもOK)

ソイワックスの融点は50℃前後なので、80~85℃くらいまで上がったらそれ以上にならないように火を止めたりして調整しながら溶かします。70℃前後を保ちながら溶かすのが理想です。※もし他のワックスで作りたい場合は、このページの一番下を参考にしてください。

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4. 全てワックスが溶けたら、温度が下がるのを待ち、60~65℃くらいになったら精油を入れてよく混ぜる。

精油は揮発性が高いので、高温の時に入れると香りがすぐに逃げてしまいます。精油の濃度はお好みで調整してください。精油のお勧めはこのページの下をご覧ください。

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5. ワックスが60℃前後になったら、キャンドル用の容器に流し入れる。この時、まず芯の位置を固定するために少しだけ注ぐ。

※ソイワックスの種類によって、融点が異なるので、60℃は目安とお考えください。

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6. ワックスがすぐ固まるので、芯の位置が中心に固定できたらクリップを挟んで動かないようにする。

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7. 残りのワックスをゆっくり流し入れる。この時少しだけワックスを残しておく。

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ワックスが溶けている状態から固まると色が変わってきます。

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8. 乾かしている途中で穴やでこぼこが生じてきたら(特に芯のまわり)、残しておいたワックスを再度溶かしてゆっくり流し入れる。

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9. 完全に乾いたら、クリップを外し、芯をちょうどいい長さにカットして出来上がり。

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アロマキャンドルに最適!精油のブレンドレシピ

天然の精油は揮発性が高く、キャンドル専用の合成香料より長持ちしにくいイメージがあります。しかし、選ぶ精油を工夫してブレンドすることで、強めの香りが長く続くような工夫ができます。本来は何十種類も香料を混ぜますが、ここでは簡単に3種類程の組み合わせで、アロマキャンドルとして使いやすいブレンドを紹介していきます。精油の詳細一覧は下記へ

精油の作用一覧

※精油が濃厚で色が着いているものは特に、ワックスの色も茶色っぽくなります。白いキャンドルをお考えの場合は、入れる精油の色もお気を付けください。

オリエンタルなイランイランの香り

イランイラン2.5ml(50滴)、パチュリ1ml(20滴)、ベルガモット1.5ml(30滴) ※全部で5ml分の場合

イランイランを中心にした香りのブレンドは長持ちしやすいです。更にパチュリは香りを長持ちさせます。

甘いバニラの香り

バニラ1.5ml(30滴)ローズウッド2ml(40滴)オレンジ1.5ml(30滴) ※全部で5ml分の場合

バニラも長持ちしやすい香りです。甘い香りが好きな人はおススメです。

ウッディ-なヒノキの香り

ヒノキ2.5ml(50滴)シダーウッド1ml(20滴)ティーツリー1.5ml(30滴) ※全部で5ml分の場合

ヒノキのブレンドはウッディ-な落ち着いた香りが好きな人におすすめです。男性にもおすすめです。

フローラルなジャスミンの香り

ジャスミン2.5ml(50滴)サンダルウッド1ml(20滴)オレンジ1.5ml(30滴) ※全部で5ml分の場合

ジャスミンも長持ちする香りです。華やかなフローラルな香りが好みの方はおすすめです。

アロマキャンドルを他のワックスで作る

天然の精油を使って作るアロマキャンドルは、上記で紹介しているようにソイワックスが一番向いています。ソイワックスは融点が低いので、香りが逃げ易い精油との相性がいいからです。もし他のワックスでアロマキャンドルを作りたい、という人は、上記レシピの4(精油を入れる温度)と5(ワックスを容器に入れる注蝋温度)だけを入れ替えて作ってみてください。

ワックス 融点 香りづけ温度 注蝋温度
ソイワックス 50℃前後 60-65 60℃前後
蜜蝋 65℃前後 75-80 75℃前後
パームワックス 55℃前後 65-70 65℃前後
白蝋 50℃前後 60-65 60℃前後
パラフィンワックス 60℃前後 70-75 70℃前後

※同じワックスでも商品の種類によって数値が異なる場合があります。

天然のワックスを比較した詳細は下記へ

6種類のワックス比較




次はこれを要チェック

ピラーキャンドルの作り方 キャンドルの安全性 安全なキャンドルの選び方

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