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コーンシルクの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典

コーンシルクの効果効能

目次

  1. キーワード&データ
  2. 特徴
  3. 有効成分
  4. 注意事項・禁忌
  5. コーンシルクの使い方
  6. 和ハーブとしての使い方



キーワード&データ

キーワード:泌尿器系の不調に

名前 コーンシルク、corn、cornsilk
和名 トウモロコシ(玉蜀黍)
学名・読み方 Zea mays [ゼア・マイス]
科名 イネ科
使用部位 柱頭、花柱
ジェンダー 女性
惑星 金星
四大元素

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特徴

コーンシルクはイネ科の一年草のトウモロコシのことです。トウモロコシの実から延びる絹糸のような穂の部分を使ったものをコーンシルクと言います。学名のZeaは「生命の元」、maysは「わが母」という意味を表します。実や穂だけでなく、根や葉など、あらゆる場所に薬効がある植物です。

スピリチュアルなストーリー

コーンは昔から多産や豊穣の象徴でした。守護の力もあると信じられていて、ベビーカーの中にコーンの穂を敷くと、赤ちゃんを守ってくれると言われていました。

コーンシルクの効果効能

カリウムを含むことから穏やかな利尿作用があります。膀胱炎や尿道の炎症を抑えたり、結石の予防や排泄に役立ちます。黄色いトウモロコシの原種のパープルコーンは、眼精疲労の回復や発がん抑制、糖尿病・高血圧・肥満などの慢性疾患にも有効です。青紫の色素がそれらにいいことが分かってきています。

作用

  • 利尿作用
  • 緩和作用

適応

  • 膀胱炎
  • 尿道炎
  • 結石
  • 浮腫

作用の意味一覧

有効成分

カリウム塩、油脂、フラボノイド、タンニン、アルカロイド、精油、還元糖など

注意事項・禁忌

通常の使用の範囲では安心して使えるハーブです。妊娠中・授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。 幼児は避ける

安全性クラス : 1(適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)

『メディカルハーブ安全性ブック第2版』

コーンシルクの使い方

ティーの飲み方

大さじ2を5分煮出し、5分蒸らす。

ハーブティーの入れ方

症状別ハーブの使い方

膀胱炎のハーブブレンド

コーンシルク、エキナセアヤロウ

症状別ハーブ一覧

おすすめの使い方

ハーブティー、ホームケア、料理

ハーブのレシピ



和ハーブとしての使い方

和名:トウモロコシ

西洋のメディカルハーブと同じ植物です。日本へはポルトガル人宣教師によって1579年に長崎に渡来しました。本格的な栽培は明治時代になってからです。トウモロコシは、シルクと呼ばれる穂や、雌しべの花柱、実、雄しべ、根、葉にも薬効成分が含まれます。実は乾燥させ、動脈硬化、胃腸・肝臓・腎臓の機能低下に使われました。また湿布薬として皮膚疾患にも使われました。穂は泌尿器系の症状や、胆嚢の機能低下、高血圧、肝炎、糖尿病にいいとされています。

学名 Zea mays
使用部位
作用 強壮作用、利尿作用、緩和作用、止血作用、血圧降下作用、血糖降下作用、抗コレステロール作用、排膿作用
適応 疲労、尿路結石、肝臓の不調、胆嚢の不調、高血圧、糖尿病、泌尿器系感染症、しみ、そばかす、脚気、寝汗、むくみ

陰陽五行説




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