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ボリジの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典

ボリジの効果効能

目次

  1. キーワード&データ
  2. 特徴
  3. 有効成分
  4. 注意事項・禁忌
  5. ボリジの使い方



キーワード&データ

キーワード:風邪やインフルエンザに

名前 ボリジ、ボラージ、borage
和名 ルリジサ、ルリヂシャ(瑠璃苣)
学名・読み方 Borago officinalis [ボラゴ・オフィキナリス]
科名 ムラサキ科
使用部位 全草
ジェンダー 男性
惑星 木星
四大元素
性質 湿

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特徴

南ヨーロッパ原産の一年草です。古くから熱を下げて血液を浄化する薬草として使用されていました。種子からはボリジオイル(ボラージオイル)が抽出され、キャリアオイルとして広く利用されています。学名の由来はボリジの花言葉をご覧ください。

スピリチュアルなストーリー

ボリジの花を持ち歩くと、勇気を与えてくれると言われていました。また、スピリチュアルな力を与えてくれるハーブとされていました。カルペパーは、優れた強心作用があるハーブとしていました。感染症の発熱や化膿に向き、心臓を守るとしました。また、有毒な生物に噛まれたり、有毒な植物を食べた時に、毒を排出してくれると述べていました。

ボリジの効果効能

発汗作用と抗炎症作用に優れていて、熱を伴う不調に有効です。風邪、インフルエンザ、咳などの感染症に効きます。喉や胸の痛みを鎮めてくれます。心臓の強壮作用があり、病後の回復や疲労を助けます。心にも作用し、悲しみやさみしさを緩和させてくれます。

作用

  • 発汗作用
  • 利尿作用
  • 消炎作用
  • 去痰作用
  • 解熱作用
  • 強壮作用
  • 血液浄化作用
  • 抗うつ作用

適応

  • 皮膚トラブル
  • 風邪
  • インフルエンザ
  • 病後の回復時

作用の意味一覧

有効成分

カルシウム、カリウム、精油、粘液質、タンニンなど

注意事項・禁忌

ピロリジジン・アルカロイド含有のため、基本的に外用のみで使うハーブです。妊娠中・授乳中の使用に関しては、安全性は確認されてないものの、ピロリジジン・アルカロイドが含まれるため推奨されません。

安全性クラス : 2a(外用のみ)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)

『メディカルハーブ安全性ブック第2版』

ボリジの使い方

症状別ハーブの使い方

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おすすめの使い方

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