Herbs,  ハーブの基本

ハーブティーの入れ方、作り方のコツ|美味しく飲む6つの方法

ハーブティーの入れ方

ハーブティーを美味しく飲むための入れ方を紹介しています。ハーブティーの飲み方は全く難しいことはなく、ハーブをポットにいれ、熱湯に浸し数分待てば出来上がるとっても簡単な飲み物です。ここでは更に美味しく飲むためのコツを紹介します。ハーブの種類によって若干コツが変わるので、まずは種類から紹介していきます。

目次

  1. ハーブティー下準備
  2. ハーブティーの6種類の入れ方
  3. ハーブティーの応用



ハーブティー下準備

用意する道具の種類

  • ティーポット、ティーカップ ・・・ 必ず必要なもの
  • 計量スプーン ・・・ ドライハーブの分量を量る
  • 計量器 ・・・ 何gか計りたい場合
  • ティーコゼ ・・・ ティーポットにティーが残った際に、ポットに被せて保温する布
  • なべ、茶こし ・・・ 煮出して作る場合に使用
  • すり鉢とすりこぎ棒 ・・・ 大きい、もしくは堅い実や種子を細かく砕く場合に使用
  • ハサミ ・・・ フレッシュハーブを切る場合に使用
  • 保存用容器 ・・・ ハーブを水出しする際に保存しておく容器

ハーブはあらかじめ細かくする

大きい葉や大きい花、固い実や種を使用する場合は、あらかじめすり鉢を使って潰しておきます。フレッシュハーブの場合は、ある程度ハサミでカットしておきます。

ティーカップを温めておく

冷たくして飲む場合以外は、ティーカップをあらかじめ温めておくと、より美味しくハーブティーを楽しめます。

ハーブティーの6種類の入れ方

ハーブティーには、6種類の飲み方があり、種類や効能によって使い分けができます。

熱湯から抽出するハーブティー

ドライハーブ

ドライハーブ

一番一般的な、ハーブを完全に乾燥させたドライハーブを使用する方法です。乾燥させているので、長期保存が可能です。

ingredients

1人分(200cc分)の目安

  • ティーポット
  • ティーカップ
  • 計量スプーン
  • ティーコゼ(保温を保つため)
  • ドライハーブ 小さじ山盛り1~2杯
  • 熱湯 200cc

directions

  1. ティーポットにドライハーブと熱湯を入れる。
  2. 蓋をして3分~10分おく。※ハーブの種類によって抽出時間が変わってきます。
  3. コップににティーを注ぐ。
  4. ポットにティーコゼをし、余った分は保温しておく。

フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

ハーブを摘みたてのフレッシュなまま使用する方法です。新鮮なハーブそのものの香りや味を楽しめます。

ingredients

1人分(200cc分)の目安

  • ティーポット
  • ティーカップ
  • ティーコゼ(保温を保つため)
  • フレッシュハーブ ※ティーポット半分くらいの量が目安
  • 熱湯 200cc

directions

  1. ティーポットにフレッシュハーブと熱湯を入れる。
  2. 蓋をして3分~10分おく。※ハーブの種類によって抽出時間が変わってきます。

ティーバッグ

ティーバッグ

一番一般的で簡単、おなじみの方法です。

ingredients

1人分(200cc分)の目安

  • ティーカップ
  • ティーバッグ
  • 熱湯 200cc

directions

  1. ティーカップにティーバッグと熱湯を入れる。
  2. 3分~5分おく。※ハーブの種類によって抽出時間が変わってきます。

アイスハーブティー

アイスティー

アイスハーブティーは、一度熱湯で抽出してから、氷で冷やします。ミント系やハイビスカスはよく合います。

ingredients

1人分(100cc分)の目安

  • ティーポット
  • 耐熱グラス
  • 計量スプーン
  • ドライハーブ 小さじ山盛り1~2杯 ※通常のホットティーより2,3倍の濃度にする。
  • 熱湯 100cc

directions

  1. ティーポットにドライハーブと熱湯を入れる。
  2. 10分~15分おく。※通常のホットティーより長めに蒸らします。
  3. 氷を入れた耐熱グラスに注ぐ。



煮出して抽出するハーブティー

種子などの固い部分を使用する場合にお勧めです。堅い、もしくは大きい種や実は、あらかじめすり鉢などを使って潰しておきます。

ingredients

2,3人分(500cc分)の目安

  • なべ
  • 茶こし
  • ティーカップ
  • 計量器
  • 水 500cc
  • ドライハーブ 10g

directions

  1. なべに水とハーブを入れ、中火にかけ沸騰させる。軽くフタをする。
  2. 沸騰したらとろ火で10~15分煮出す。※ハーブの種類によって抽出時間が変わってきます。
  3. 蓋をして10~15分煮出す。
  4. 茶こしを使ってティーカップに注ぐ。

水出しのハーブティー

高温になると出やすい渋みやカフェインを出したくない時にお勧めです。マテやエルダーフラワーにおすすめです。

ingredients

1人分(200cc分)の目安

  • 保存用容器
  • 計量スプーン
  • 水 200cc
  • ドライハーブ 小さじ山盛り1~2杯

directions

  1. 容器に水とハーブを入れる。
  2. 蓋(ラップ)をし、6時間ほど常温に置いて好みの濃さまで抽出する。
  3. ハーブをこして、冷蔵庫で冷やす。(一日を目安に飲み切る)

ハーブティーの応用

ブレンドして飲む

ハーブティーはハーブティー同士をブレンドして飲むことが多いですが、他にも相性のいいものが沢山あります。例えば、紅茶や中国茶、ミルク、ジュースやお酒を混ぜることができます。甘みをプラスしたい場合は、グラニュー糖だけでなく、はちみつ、サトウキビ糖、ジャム、コーディアル(ハーブシロップ)なども使えます。酸味やフレッシュさをプラスする場合は、フルーツやビネガーを混ぜても美味しいです。

浸剤、煎剤としてスキンケアやホームケアに

ハーブティーは飲むほかにも様々に活躍します。熱湯で成分を抽出したハーブティーは「浸剤」、煮出して成分を抽出したものは「煎剤」とも呼ばれます。これらは、ハーバルバスに利用したり、フェイスパックにしたり、クリームにしたり、湿布にしたりして使用できます。ハーブの効用を最大に利用する際の基本となります。




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