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アイブライトの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典

アイブライトの効果効能 

目次

  1. キーワード&データ
  2. 特徴
  3. 有効成分
  4. 注意事項
  5. アイブライトの使い方



キーワード&データ

キーワード:目にまつわる不調に

名前 アイブライト、eyebright
和名 コゴメグサ、セイヨウコゴメグサ
学名・読み方
  • Euphrasia spp. [エウフラシアー]
  • E. rostkoviana
  • E. stricta
  • E. officinalis
科名 ゴマノハグサ科
使用部位 全草
ジェンダー 男性
惑星 太陽
四大元素
チャクラ 第6チャクラ

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特徴

アイブライトは名前の通り、目に関するあらゆる不調にいいと言われています。草丈50cm程になる一年草で、北半球の山地が原産です。学名のEuphrasiaは、「陽気である、爽快」という意味のギリシア語で、視力を良くして爽快にする薬効があると古くから言われていました。また、花が充血した目に似ているとも言われています。

スピリチュアルなストーリー

紅茶にして飲んだ場合、記憶力がアップすると言われていました。また、透視能力が上がったり、物事の本質を見抜く力が強化されると言われていました。カルペパーは、太陽がアイブライトを司り、獅子座の下にあるとしました。そしてアイブライトの液か蒸留水を白ワインかブイヨンで毎日飲むとかすみ目にいいと論じました。

アイブライトの効果効能

目を使いすぎた時の眼精疲労にいいと言われています。また、目の痛み、炎症、涙目、目の疲れによる頭痛、目のかゆみにもいいと言われています。殺菌、強壮作用により、結膜炎やものもらいなどの感染症を緩和させます。その際はアイパックとして使用するのも効果的です。 粘膜に働きかけるので、鼻水や鼻づまり、喉の痛みといった花粉症・風邪の症状にも有効です。頭をスッキリさせるので、リフレッシュや記憶力アップにも向いています。

作用

  • 収れん作用
  • 抗炎症作用
  • 抗アレルギー作用
  • 強壮作用
  • 殺菌作用
  • 抗ヒスタミン作用

適応

  • 目の痛み
  • 目の消炎
  • 目のかすみ
  • 眼精疲労

作用の意味一覧

有効成分

タンニン、イリドイド配糖体、リグナン、フェニルプロパノイド配糖体、など

注意事項・禁忌

通常の使用の範囲では安心して使えるハーブです。妊娠中・授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。

安全性クラス : 1(適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)

『メディカルハーブ安全性ブック第2版』

アイブライトの使い方

ティーの飲み方

小さじ1をお湯に入れ、5分蒸らす。

ハーブティーの入れ方

症状別ハーブの使い方

目の湿布

  1. アイブライト大さじ1に500mlの水を加え、10分間沸騰させる
  2. きれいに濾す
  3. 冷ました原液を湿布剤として使用する(内服しても良い)

『フィトセラピー植物療法事典』

目のかゆみ・涙目のブレンドティー

アイブライト、エルダーフラワーローズヒップ

症状別ハーブ一覧

おすすめの使い方

ハーブティー、ホームケア

ハーブのレシピ




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