Aroma,  各精油のアロマ効能

バレリアンの効果効能|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル紹介

バレリアン精油

目次

  1. キーワード&データ
  2. ストーリー
  3. 植物の特徴
  4. バレリアンの効果効能 ―心・体・肌―
  5. おすすめ使い方
  6. 精油のブレンド
  7. アーユルヴェーダからみた性質



キーワード&データ

緊張の解放

名前 バレリアン、バレリアンルート、セイヨウカノコソウ、Valerian
学名 Valeriana officinalis
科名 オミナエシ科
抽出部位
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート ベースノート
注意事項 刺激強、感作作用が起こる場合がある
香り 【ハーブ系】はじめはフレッシュなグリーン調で、後からムスクのような温かい香り
主な成分 【エステル類】酢酸ボルニル、カンフェン、α-ピネン、バレレナール、エレモール、イソバレリアン酸ボルニル、バレレノンなど
陰陽

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ストーリー

古くから鎮静作用があるとして有名で、不眠症や神経系の不調に使われてきました。10世紀頃にはアラビア人の医師により使用されていたと言われています。日本でも栽培されていますが、地域によって成分が異なることが多いようです。

植物の特徴

ヨーロッパ原産の多年草です。湿った地域に生息し、草丈は30~90cm程になります。

バレリアンの効果効能

心への効能

落ち着かせ、グランディングをさせてくれる香りです。トラウマや緊張から解放させてくれます。心配事や落ち込みからくる不眠や、ストレスを和らげてくれます。

体への効能

鎮痛作用にとても優れた精油です。神経痛、偏頭痛やPMS、肩や首の痛みなど、様々な痛みの緩和にいいと言われています。また、胃の不調や糖尿病、てんかん、めまい、ひきつけ、不眠といった症状にも有効です。多量に使用すると麻痺をおこす可能性があるので、使用量に注意が必要です。

皮膚への効能

肌へは傷を治す作用があると言われていますが、炎症の原因になる場合もあります。

体への効能
  • 抗けいれん作用
  • 鎮痛作用
  • 血圧降下作用
  • 食欲増進作用
  • 消化促進作用
  • 駆風作用
  • 鎮静作用
  • 利尿作用
  • 抗ヒステリー作用
  • リラックス作用
  • 筋肉痙攣防止作用
  • 抗炎症作用
  • 免疫向上作用
肌への効能
  • 湿疹・傷の治癒

作用の意味一覧 精油の体への作用

おススメ使い方

芳香浴、クリーム、ホームケア

エッセンシャルオイルの使い方一覧

精油のブレンド

香りの相性がいいブレンド

樹木系の香りと相性がいいです。

精油のブレンドの基本

機能性ブレンド

精油のブレンドレシピ一覧

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ  V-, P+, K-
エネルギー(熱性)  熱性

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