Aroma,  各精油のアロマ効能

ディル・シードの効果効能|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル紹介

ディル・シード精油

目次

  1. キーワード&データ
  2. ストーリー
  3. 植物の特徴
  4. ディル・シードの効果効能 ―心・体・肌―
  5. おすすめ使い方
  6. 精油のブレンド
  7. アーユルヴェーダからみた性質



キーワード&データ

ポジティブさ、気持ちの安定

名前 ディル、ディルシード、Dill Seed
学名 Anethum Graveolens
科名 セリ科
抽出部位
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート トップ~ミドルノート
注意事項 刺激強、妊娠中・授乳中・幼児は避ける
香り 【ハーブ系】シード・・軽くてフレッシュでスパイシーなミントのような香り。
主な成分 【ケトン類】d-カルボン(53%)、リモネン、t-ディハイドロカルボンなど

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ストーリー

ディルの種は、消化促進の薬として何千年も前から使用されてきました。また、古代エジプト人、ローマ人、ギリシャ人は鎮静剤として使用したり、魔術から守るために使用していました。ディルという名前は、スカンジナビア語のdilla(=鎮める)という言葉が由来と言われています。その通り、古くから鎮静効果が信じられてきました。ディルの精油には種子から抽出したディルシードと、葉から抽出したディルウィードがあります。シードの方がより一般的です。

植物の特徴

ディルはセリ科の一~二年草です。フェンネルに似ています。草丈は60~100cmほどです。黄色の花を咲かせます。

ディル・シードの効果効能

心への効能

何かに圧倒されたり、いっぱいいっぱいになってしまっている心を落ち着かせ、安定させてくれます。ポジティブな気持ちをよみがえらせてくれます。

体への効能

抗けいれんと鎮静作用に優れます。しゃっくりや筋肉のけいれん、咳、てんかんなどの症状を静め、落ち着かせてくれます。また、腸内ガスの排出を促す作用もあります。

皮膚への効能

肌へは、肌荒れを改善し、創傷を治癒する作用があると言われています。

体への効能
  • 駆風作用
  • 血液浄化作用
  • 去痰作用
  • 刺激作用
  • 抗痙攣作用
  • 催乳作用
  • 消化促進作用
  • 腸内ガスの排出
  • 消毒作用
  • 抗菌作用
  • 鎮咳作用
  • 腸蠕
  • 腸蠕運動刺激作用
  • 隠し作用
  • 粘膜溶解作用
肌への効能
  • 肌荒れの改善
  • 創傷治癒作用

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おススメ使い方

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精油のブレンド

香りの相性がいいブレンド

ハーブ系、柑橘系、スパイス系の香りと相性がいいです。

精油のブレンドの基本

機能性ブレンド

精油のブレンドレシピ一覧

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ  V±, P-, K-
エネルギー(熱性)  冷却
エネルギー(湿度)  中性

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