タイムの種類13個まとめ|アロマオイル・精油・エッセンシャルオイル紹介

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タイムの種類

タイムには多数の種類とケモタイプが存在します。中には同じ学名のタイムのことを指している場合もあれば、全く違う種類の場合もあります。ここではよく見られるタイムの精油を13種類紹介しています。

目次

  1. 一般的なタイムの種類
  2. 学名が異なるタイムの種類
  3. コモンタイムのケモタイプ

 






 

一般的なタイムといえば・・

タイムは古くから料理や薬用、儀式など、様々な側面で利用されてきました。しかし、タイムは作用が強力なので、注意が必要な精油になります。特に、チモールとカルバクロールという成分は皮膚刺激性が強く、肝臓への毒性があると言われています。基本的に、妊娠中や幼児への使用は避け、低濃度で使用してください。また、アレルギーや持病がある方はプロフェッショナルに相談してください。

コモンタイム

学名:Thymus vulgaris

一般的なタイムというとコモンタイムという、学名がThymus vulgarisというものになります。古くから、料理、薬用、宗教儀式にも使用された、私たちに欠かせないハーブです。蒸留方法によって、同じコモンタイムがレッドタイム、ホワイトタイムに区別されます。

レッドタイム

学名:Thymus vulgaris

コモンタイムであるThymus vulgarisを、そのまま抽出した場合、レッドタイムと言われることがあります。刺激が強く、毒性のある成分が含まれる可能性があるので注意が必要です。また、コモンタイムのケモタイプの中で、フェノール類の多いCTチモール、CTカルバクロールを指して「レッドタイム」を呼ぶこともあります。同じ呼び名でも違うものを指す場合があるので、気になる人は学名や成分のチェックが必要です。

ホワイトタイム

学名:Thymus vulgaris

ホワイトタイムは、Thymus vulgarisを再蒸留したものです。そのまま抽出したレッドタイムと区別して使われます。再蒸留しているので、香りも刺激も弱くなります。毒性も少なくなります。また、コモンタイムのケモタイプである、CTリナロールとCTゲラニオールのことを指して「ホワイトタイム」または、「スイートタイム」と呼ばれることもあります。コモンタイムと近縁種の、ワイルドタイム(Thymus serpyllum)のことを「ホワイトタイム」と呼ぶ場合もあります。この場合も同じく学名と成分のチェックが必要です。

コモンタイムの詳細は下記へ。

commonthyme

 

学名の違う様々なタイム

レモンタイム

学名:Thymus citriodorus

レモンタイムは、レモンの香りがほんのりするコモンタイムの近縁種です。コモンタイムより毒性や刺激が少なく、皮膚にも使いやすいエッセンシャルオイルです。レモンタイムの詳細は下記へ。

lemonthyme

ワイルドタイム

学名:Thymus serpyllum

ワイルドタイムはコモンタイムと似た作用があります。同じく刺激・毒性がある可能性があるので注意が必要です。強い抗菌作用があります。ワイルドタイムの詳細は下記へ。

wildthyme

タイムマストキナ (スパニッシュマジョラム)

学名:Thymus mastichina

別名スパニッシュマジョラムとも言われています。見た目はマジョラムスイートに少し似ている部分もありますが、性質はタイムのほうが近いです。筋肉痛、呼吸器系のトラブルに効果的です。タイムマストキナの詳細は下記へ。

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タイムサツレオイデス (タイムボルネオール)

学名:Thymus satureioides

主にモロッコで採取される、モノテルペンアルコール系のボルネオールという成分を多く含むタイムです。少し苦味がある香りをしています。ボルネオールは、胆のう機能活性作用や弛緩作用があります。タイムサツレオイデスの詳細は下記へ。

thymesatureioides

 

コモンタイムのケモタイプ

ケモタイプ(CT)とは、同じ学名でも育つ土地や気候によって、成分が違くなったものを言います。コモンタイムと同じThymus vulgarisの学名をもつものでも、育った場所によって、リナロールという成分が大半をしめる場合もあれば、チモールという成分が多い場合もあります。そういったケモタイプを区別して売られているエッセンシャルオイルが多数あります。

タイム・リナロール

学名:Thymus vulgaris ct.linalool

タイムリナロールは、モノテルペンアルコール系のリナロールという成分が80%ほどを占める、タイムのケモタイプです。免疫系の機能を高めたり、殺菌・抗菌に効果的です。抗不安作用や鎮静作用があり、神経疲労やストレスにも有効です。作用は穏やかで、敏感肌や子供にも使用できると言われています。タイムリナロールの詳細は下記へ。

thymelinalool

タイム・ゲラニオール

学名:Thymus vulgaris ct.Geraniol

タイムゲラニオールは、モノテルペンアルコール系のゲラニオールという成分が多く含まれる(50%程)タイムのケモタイプです。ゲラニオールは強い抗菌作用、抗ガン作用、収斂作用などがあります。子宮強壮や鎮痙、鎮静作用にも優れます。作用は比較的穏やかで、スキンケアにも使えます。

タイム・ツヤノール

学名:Thymus vulgaris ct.Thujanol

タイムツヤノールは、ツヤノールという成分を多く(40%程)含むものを言います。ツヤノールは抗菌、抗ウイルスのほかに、肝臓の不調に効果的と言われています。強肝作用、肝細胞再生作用、循環促進作用などがあり、肝臓を酷使している人に有効です。作用は比較的穏やかで、皮膚にも使用できます。

タイム・チモール

学名:Thymus vulgaris ct.Thymol

フェノール系のチモールという成分を多く(~60%)含むケモタイプです。チモールは皮膚刺激が強く、肝臓に毒性があると言われているので、十分な注意が必要です。精油成分最大の抗菌性をもち、強い抗微生物作用、抗酸化作用もあります。感染症には最適です。使い方により、ポジティブな面もあります。

タイム・パラシメン

学名:Thymus vulgaris ct.Paracymene

パラサイメンと言われている場合もあります。タイムパラシメンは、モノテルペン類のパラシメンという成分を多く(~35%)含むものです。少しフルーティーな香りで、皮膚に対する鎮痛作用があると言われています。その他、抗炎症、抗感染、抗リウマチ、鎮痛作用があります。比較的フェノール類のカルバクロール(~30%)やチモール(~20%)を多く含むので、注意が必要です。

タイム・カルバクロール

学名:Thymus vulgaris ct.Carvacrol

タイムカルバクロールは、カルバクロールという成分を多く含むものを言います。カルバクロールはチモールと同様、フェノール系の成分のため、皮膚刺激や肝毒性の可能性があるので十分な注意が必要です。

 

 

 

次はこれを要チェック

ここで見てきたように、精油には一見同じように見えても、違う種類のものが沢山あります。混乱しやすい植物をまとめていますので、下記をご覧ください。

cederwood chamomile cinnamon Eucalyptus lavender rose ylangylang

精油の作用一覧は下記へ

精油一覧

 

 

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