Aroma,  各精油のアロマ効能

タンジェリンの効果効能|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル紹介

タンジェリン精油

目次

  1. キーワード&データ
  2. ストーリー
  3. 植物の特徴
  4. タンジェリンの効果効能 ―心・体・肌―
  5. おすすめ使い方
  6. 精油のブレンド
  7. アーユルヴェーダからみた性質



キーワード&データ

明るさ、安眠

名前 タンジェリン、Tangerine
学名
  • Citrus reticulata
  • Citrus tangerina
科名 ミカン科
抽出部位 果皮
抽出方法 圧搾法
ノート トップ(~ミドル)ノート
注意事項 光毒性
香り 【柑橘系】マンダリンを少し弱くした、甘いシトラス調の香り。
主な成分 【モノテルペン炭化水素類】d-リモネン(90%)など
陰陽

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ストーリー

タンジェリンはモロッコからアメリカに伝わったため、タンジール(Tangier)人(=モロッコ人)の名をとって、タンジェリンと言われるようになったと言われています。また、その際ダンシー大佐が育て始めたことから、ダンシータンジェリンとも言われます。

植物の特徴

タンジェリンはマンダリンとよく似ていて、混同されやすい種類です。植物学的に見た場合、どの分類法を使うかによって意見が分かれます。一つの説は、マンダリンと同じCitrus reticulataの一種であるという考え方です。もう一つは、Citrus tangerinaというマンダリンとは違う種類とする考え方です。どちらにせよ、二つはとても似た性質を持っています。

タンジェリンの効果効能

心への効能

マンダリン同様、元気を与え、明るくしてくれる作用があります。甘い柑橘系の香りは、不安などのネガティブな気持ちを取り除き、楽観的な思考をもたらします。ネガティブな思考がなくなることは深いリラックスにもつながります。安心してゆっくりできる安眠効果も期待できます。

体への効能

とても優しい精油なので、子供や妊婦さんにも使用できます。胃腸を元気にするため、食欲がないときや、消化がうまくいかない時にもおすすめです。

皮膚への効能

妊婦さんには妊娠線予防のために、マッサージオイルとして使われます。

体への効能
  • 解熱作用
  • 駆風作用
  • 去痰作用
  • 利尿作用
  • 鎮静作用
  • PMSの緩和
  • 安眠作用
  • 緊張の緩和
  • 鎮痛作用
  • 細胞成長促進作用
  • 強壮作用
  • 健胃作用
  • 食欲増進作用
肌への効能
  • 妊娠線の改善
  • 皮膚軟化作用

作用の意味一覧 精油の体への作用

おススメ使い方

芳香浴、沐浴、ボディー・ハンドケア、クリーム、フレグランス

エッセンシャルオイルの使い方一覧

精油のブレンド

香りの相性がいいブレンド

比較的合わせやすい香りで、柑橘系はもちろん、ハーブ系、フローラル系はブレンドしやすいです。スパイス系の香りとも合わせやすい香りです。

精油のブレンドの基本 精油のブレンドレシピ一覧

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ  V-, P-, K±
エネルギー(熱性)  冷却
エネルギー(湿度)  乾燥性

ドーシャの体質診断 ドーシャ アーユルヴェーダの基本




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