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パッションフラワーの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典

パッションフラワーの効果効能

目次

  1. キーワード&データ
  2. 特徴
  3. 有効成分
  4. 注意事項・禁忌
  5. パッションフラワーの使い方



キーワード&データ

キーワード:体と心のリラックスに

名前 パッションフラワー、passion flower
和名 チャボトケイソウ(矮鶏時計草)
学名・読み方 Passiflora incarnata [パッシフロラ・インカルナタ]
科名 トケイソウ科
使用部位 地上部
ジェンダー 女性
惑星 金星
四大元素

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特徴

ブラジルが原産で、キレイな紫が入った花を咲かせます。植物の精神安定剤と呼ばれるほど、リラックス効果の高いハーブです。学名のPassiflora は、色々な説がありますが、ラテン語で「受ける、耐える」を意味するpatiorと、「花の」を意味するflorusの合成語です。(他の説は花言葉のページも参照ください。)この花にはキリストが受けた受難の象徴があると言われています。incarnataは、ラテン語で「肉赤色の」を意味するincarnoが語源です。花の一部の紫色の部分を血の色と結びつけています。

スピリチュアルなストーリー

パッションフラワーを家の中に置いておくと、トラブルを鎮静化し、平和をもたらしてくれると言われています。また、持ち歩くことでいい友人を引き寄せると言われています。

パッションフラワーの効果効能

リラックスに最適なハーブです。作用が穏やかなため、子供からお年寄りまで安心して使えます。そのことから「植物性の精神安定剤」とも呼ばれます。ストレスに伴う胃腸のトラブル、頭痛などに効きます。筋肉の緊張を緩めるので、筋肉痛や月経痛にもいいです。精神的な緊張による不眠や高血圧、喘息なども改善します。その他、更年期やPMSといった女性の不調にも有効です。痛みにも用いられ、歯痛や生理痛にも利用できます。

作用

  • 鎮静作用
  • 鎮痙作用
  • 催眠作用
  • 抗不安作用
  • 鎮痛作用
  • 血圧低下作用
  • しわ防止作用

適応

  • 精神不安
  • 更年期障害
  • 神経症
  • 緊張
  • 不眠
  • 過敏性腸症候群
  • 高血圧

作用の意味一覧

有効成分

フラボノイド(アピゲニン)、フラボノイド配糖体(ビテキシン)、インドールアルカロイド(ハルマン、ハルモール)、青酸配糖体(ジノカルディン)など

注意事項・禁忌

通常の使用の範囲では安心して使えるハーブです。妊娠中・授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。まれにアレルギーを引き起こすことがあります。

安全性クラス : 1(適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)

『メディカルハーブ安全性ブック第2版』

妊娠中・授乳中は、専門医のアドバイスのもと使用すべき
眠気を引き起こす可能性があるので、車の運転や機械の操縦前の使用には注意

『ESCOP Monographs』

パッションフラワーの使い方

ティーの飲み方

小さじ1をお湯に入れ、7分ほど蒸す。

ハーブティーの入れ方

症状別ハーブの使い方

不安や神経過敏に

  1. 小さじ1のパッションフラワーに1カップの沸騰したお湯を注ぐ
  2. 5分間蒸らし、きれいに濾す
  3. 1日数回(日中は各1杯づつ、就寝前は1,2杯)服用する

『フィトセラピー植物療法事典』

不眠のためのハーブブレンド

パッションフラワー、セントジョーンズワートリンデン

症状別ハーブ一覧

おすすめの使い方

ハーブティー、ホームケア、バス

ハーブのレシピ




次はこれを要チェック

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