Aroma,  各精油のアロマ効能

ミルラ(マー・没薬)の効果効能|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル紹介

ミルラ精油

目次

  1. キーワード&データ
  2. ストーリー
  3. 植物の特徴
  4. ミルラの効果効能 ―心・体・肌―
  5. おすすめ使い方
  6. 精油のブレンド
  7. 中医学からみた性質
  8. アーユルヴェーダからみた性質



キーワード&データ

静寂、統合

名前 ミルラ、マー、没薬、Myrrh
学名
  • Commiphora myrrha
  • Commiphora molmol
科名 カンラン科
抽出部位 樹脂
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート ベースノート
注意事項 妊娠中・生理中は避ける
香り 【樹脂系】濃厚でスモーキーなバルサム調
主な成分 【セスキテルペン炭化水素類フラノオウデスマ-1,3-ディエン、グルゼレン、リンデストレン、2-メトキシフラノゲルマクラディエンなど
陰陽 陰陽
チャクラ 第7チャクラ、第1チャクラ
パープル、レッド
星座 牡羊座、魚座
天体 太陽、木星

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ストーリー

ミルラは長い歴史の中で重んじられてきました。4000年にわたって中近東や地中海では使用されました。聖書の中ではイエス誕生の贈り物として捧げられました。薬効は高く評価され、医学的にも長く用いられてきました。

植物の特徴

南アフリカにあるカンラン科ミルラ属(モツヤクジュ属)の樹皮からとれる樹液からとれるのがミルラの精油です。たくさんの種類があり、産地により成分や香りにばらつきがあります。

ミルラの効果効能

心への効能

心を穏やかにさせる働きがあります。考えすぎや不安を取り除き、静寂をもたらします。霊性を結びつく香りとも言われ、夢を現実にする架け橋となってくれる香りです。自分の本質へ近づき、成長し、前進することを助けてくれます。

体への効能

抗菌や抗感染作用でよく知られています。口の中や喉の炎症を沈めたり、咳や痰を緩和させます。気管支炎にも効果的です。血中のコレステロールを低下させるので、肥満を緩和させます。体内の水分を調整する働きもあるので、下痢にも効果的です。

皮膚への効能

老化を防ぐ作用があるので、成熟肌に向いています。しわを防ぎ、瘢痕形成を促します。皮膚の炎症を抑え、かゆみを和らげてくれます。

体への効能
  • 抗菌作用
  • 抗カタル作用
  • 抗うつ作用
  • 抗感染作用
  • 消炎作用
  • 駆虫作用
  • 抗ウイルス作用
  • 収れん作用
  • 鎮痛作用
  • 鎮静作用
  • 駆風作用
  • 去痰作用
  • 抗痙攣作用
  • 若返り作用
  • 血液浄化作用
  • 月経促進作用
  • 免疫向上作用
肌への効能
  • 瘢痕形成作用
  • 癒傷作用
  • 水虫の改善
  • ただれ、床ずれの改善
  • しわの予防

作用の意味一覧 精油の体への作用

おススメ使い方

芳香浴、沐浴、ボディー・ハンドケア、スキンケア、クリーム、フレグランス、ホームケア

エッセンシャルオイルの使い方一覧

精油のブレンド

香りの相性がいいブレンド

樹木系や重めのフローラル系の香りと相性がいいです。

精油のブレンドの基本

機能性ブレンド

精油のブレンドレシピ一覧

中医学からみた性質

陰陽  陰陽
五行  土(金)
 脾(肺)
 胃(大腸)
 意(魄)
四気・湿度  温・燥

陰陽五行説

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ  V-, P+, K-
エネルギー(熱性)  熱性

ドーシャの体質診断 ドーシャ アーユルヴェーダの基本




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