小麦粉を控えるグルテンフリーダイエットとは?|確実な効果のために知っておくこと

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グルテンフリーダイエットとは?

色々な食事法、健康法が次々と出てくる中、今「グルテンフリー」にこだわった食事法が注目されています。グルテンフリーダイエット、グルテンフリー食事法、グルテンフリー健康法などと言われています。グルテンとは、小麦粉などに含まれるたんぱく質の一種です。そしてグルテンフリーとは簡単に言うと、グルテンが含まれる食材を摂取しないようにする食事法です。グルテンフリーの食事法の効果の一部に、通常より太り気味の人は自然に体重が減っていくことが挙げられます。そのことからグルテンフリーの食事法はグルテンフリーダイエットとも言われます。痩せている人が更に痩せたり、無理に痩せようとするダイエットではなく、あくまでも「健康な体」を手に入れるためのダイエット(食事)法として紹介しています。

グルテンフリーは痩せるだけじゃない

グルテンフリーの食事は、痩せること以外にも本当にたくさんの効果が期待できます。どんな効果があるのかを始め、グルテンが体にどんな影響を及ぼすのか、何を食べたらいいのか、グルテンフリーの食事に向く人はどんな人かなど、グルテンフリーの食事法を実践し成功するために必要な秘訣をお伝えしていきます。

 






 

グルテンとは?

まず、グルテンとは何なのか?そこから説明していきます。

グルテンはタンパク質の一種

グルテンはタンパク質の一種です。小麦粉、ライ麦、大麦などの穀物に含まれます。小麦粉の中では、タンパク質が占める割合は10~15%で、そのタンパク質の80%以上を占めるのがグルテンです。グルテンは更にグリアジンとグルテニンといったタンパク質に分けられます。

特に小麦粉には注意!

特に小麦粉は、グルテン以外の成分であるでんぷん質のアミロペクチンAという、血糖値を上昇させるなどの悪さをする成分が含まれます。血糖値を上昇させる働きは他の糖質よりも強いので、その分インスリンの分泌も急激に増やします。インスリンの分泌が増えると、肥満につながったり、老化の原因となる糖化がすすんだり、皮脂腺が刺激されニキビができやすくなるなどの症状につながります。そのため、小麦粉を食べない食事法があるほどで、ライ麦や大麦よりも注意深く避けるべき食材となっています。

グルテンはみんなが好きなものに含まれる

グルテンは、ふわふわに膨らませたり、モチモチした食感を出してくれる成分です。また粘りや弾力性をもたらします。ふわふわなケーキやパン、モチモチのパスタやうどん、、、これらは全て私たちが大好きなものですが、グルテンのおかげでそのような食感になっている場合が殆どです。グルテンが含まれる食品食材の詳細は下記をご覧ください。

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品種改良により小麦にグルテンが増加

現在小麦は交配や遺伝子組み換えの人工的な品種改良をされたものが大半を占めています。その種類は2万5千種を越えていると言われています。遺伝子操作をすることで収穫量が増え、病気や害虫に強くなります。人工的な肥料が無いと育たない種類もあります。紀元前から栽培されている原種の小麦と、現代の遺伝子操作された小麦を比べると、成分が全く異なります。「子」である新品種は、「親」から95%同じ種類のタンパク質を受け継ぎます。しかし残りの5%は、両親とは異なる新しいものになることが分かっています。つまり、人工的な交配がされ続けることによって、タンパク質のグルテンの成分がどんどん変化し増加しているのです。

現代の小麦はアレルギーを引き起こしやすい

変化を遂げた現在の小麦は、セリアック病(グルテンのアレルギー)に関連するグルテンの遺伝子量が多いことが分かっています。セリアック病とまで行かなくても、グルテンに若干のアレルギーを示すグルテン過敏症、グルテン不耐症と言われる人はかなり多いと言われています。アメリカの統計では20人に1人と言われています。グルテンのアレルギーは食べてすぐに現れるものではなく、数時間から数日後に発症します。そのため自覚が無い場合が多いのです。グルテン過敏症、グルテン不耐症の詳細は別ページをご覧ください。

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グルテンはどうして避けるべき?

グルテンがは小麦粉、大麦、ライ麦などの穀物に含まれていること、そして現代の小麦には特に多くのグルテンが含まれていることが分かりました。では、グルテンフリーダイエットでは、どうしてグルテンを避けたほうがいいと考えるのでしょうか?体の中でのグルテンの働きを紹介していきます。

グルテンは腸の炎症を引き起こす

通常、タンパク質は分解されると消化酵素によって消化され、アミノ酸となり、小腸で吸収され、全身に栄養分としていきわたります。しかし、グルテンは分解されにくい構造をしていて、消化されないまま小腸に行き、そこにとどまってしまう場合があります。健康な腸の場合はそれでも大丈夫ですが、腸が弱っていいたりすると、そこで炎症が発生します。炎症が起こるとその分、腸内で栄養吸収が出来なくなります。そしてさらに次のような症状に発展します。

リキーガット症候群

腸で炎症が起き、腸の粘膜の目が粗くなってしまうと、リキーガット症候群になります。リキーガット症候群とは、腸に穴が開いているような状態のことを言います。

過敏症やアレルギーの発生

リキーガット症候群になると、腸の消化の働きが弱くなるので、大きな分子のまま栄養が吸収されてしまいます。そのため、有害物質も体内に入りやすくなり、過敏症やアレルギーが発生します。

体臭

体臭は、腸で上手く消化できず、分子が大きいままで吸収されてしまい、それが身体にめぐることで発生すると考えられます。体臭の強い人は、腸が弱っている可能性があります。

免疫力の低下

腸が弱っていると免疫力が低下します。免疫低下により起こる症状は様々ですが、一番かかりやすいの病気の一つにカンジダがあります。カンジダは常在菌ですが、免疫力が落ちると一気に増殖し、腸粘膜を荒らします。カンジダは、小麦粉を含む糖質、精製された砂糖、果糖が大好きなので、それらをよく食べる人はカンジダをさらに増殖させます。

脳内で麻薬のように働く

パン、パスタ、ケーキなどをどうしてもやめられない、という人は多いです。それはグルテンが脳に影響を与えているからです。なんと、グルテンのなかのグリアジンという物質の配列が、モルヒネにそっくりなのです。そしてモルヒネのように脳の血液脳関門を越え、神経細胞まで到達し、シナプスのモルヒネ様物質の受容体とくっついてしまいます。そうすると、モルヒネのように中毒症状を引き起こします。グルテンを取り入れるほど、さらに食べたくなります。ひどい場合は幻覚や妄想を引き起こします。

満腹中枢を麻痺させる

このような中毒症状は、食べれば食べるほど、さらに食べたくなり、脳が快感を覚えます。そして食欲を司る中枢を刺激します。そのため、本当はお腹がいっぱいでも、感覚が麻痺して、食欲を増加させてしまいます。それは1日で換算すると、約400Kcalも余分に食べているとも言われています。

神経へ悪影響

モルヒネに似た作用を持つグルテンは、食欲に影響を及ぼすだけでなく、神経伝達物質の発現を阻害する働きもあります。その結果何が起こるかというと、神経を興奮させたり安定させたりする物質が出づらい、もしくは過剰になりすぎてしまいます。そのことで、情緒不安定、記憶力の低下、うつ、怒りやすい、といった精神的な症状が現れてきます。

活性酸素が大量に作られる

活性酸素は老化や疲れを引き起こす物質です。それだけでなく、動脈硬化、糖尿病、ガンの原因にもなります。私たちは常に活性酸素を作っていますが、グルテンはそれを更に助長させます。グルテンを摂ることで、腸内に炎症が起きやすくなることは前述しましたが、それにより活性酸素が大量に作られ続けることになります。そしてさらにグルテンの代謝産物は、活性酸素を除去してくれる物質が作られるのを阻害します。このようにグルテンには活性酸素を大量に作り、かつ減らすのを邪魔してしまう働きがあるのです。

肥満

グルテンは、満腹中枢を麻痺させて、食欲増進になるとお伝えしました。そこから肥満になりやすいことも考えられますが、更に血糖値とのつながりがあります。グルテンが腸で炎症を起こさせると、炎症をもたらす物質がそのままその粘膜を通じて血液に入り、体内の他の場所でも炎症がおこります。肝臓で炎症が起きた場合、血糖値を下げるために膵臓から分泌されるインスリンの抵抗性が弱まり、血糖値が上がりやすくなってしまいます。インスリンは、糖をエネルギーにすることで血糖値を下げますが、残った糖は脂肪細胞に蓄積されます。そしてどんどん中性脂肪がため込まれ、肥満につながってしまいます。

その他全身への影響

その他にも、グルテンは様々に悪影響を及ぼします。免疫機能の低下、それによりアレルギーの発現、関節痛、しびれ、貧血、注意力低下、頭痛、肩こり・・・・。腸で炎症が起こり、十分に分解されずに血液に吸収されたグルテンの代謝産物は、体中にめぐるので、体の至る所で悪さをします。そのため、様々な症状の原因になっているのです。

 

グルテンフリーダイエットを始めてみる

グルテンがどのようなものか分かって、グルテンフリーダイエットに興味が湧いて来たら、次の項目もチェックしてみてください。

グルテンフリーダイエットに向いている?

まず、あなたが本当にグルテンフリーの生活に向いているか?そしてグルテンアレルギーや不耐症・過敏症であるかをチェックできます。グルテンが原因で起こりうる不調をまとめています。もし当てはまる項目があったら、グルテンフリーの食事を試してみてもいいかもしれません。

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食べていい食材と食べてはダメな食材

グルテンフリーダイエットはとにかく小麦、大麦、ライ麦に含まれるグルテンを摂らないことが大切です。意外なものに含まれている場合があるので、細かく食べていいもの、ダメなものをまとめています。

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グルテンフリーな生活で得られる効果効能

グルテンフリーの生活をしてみると、どんな効果が現れるのかをまとめています。人によってそれぞれですが、色々な面から体調がよくなったり、美容で効果を実感する人が多くいます。

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