ココアバター(カカオバター)とは?効果効能と特徴|甘い香りでリラックス&美肌に!

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ココアバター|カカオバターの効果効能

目次

  1. ココアバターのデータ
  2. ココアバターの代表成分
  3. ココアバターの特徴
  4. ココアバターの効果効能
  5. 手作り石けんとココアバター

 






 

ココアバターのデータ

名前 ココアバター、カカオバター、カカオ脂、Cocoa butter
学名 Theobroma cacao
科名 アオギリ科
使用部位 種子
抽出方法 低温圧搾法、高温圧搾法、溶剤抽出法
香り チョコレートのような香り
クリーム色
使い心地 固形油脂で固い、体温(30-35℃)で溶ける
酸化 酸化しにくい
浸透力 浸透しやすい
ブレンド 単独にもブレンドにも向いている。オイルと混ぜると柔らかくなる。
肌質 乾燥肌、成熟肌
部位 フェイシャル、ハンド、フット、ボディーマッサージに。
注意点 アレルギー反応を起こす可能性があると言われています。
ヨウ素価 36.1 ※
鹸化価(NaOH) 138.8(134-143) ※
鹸化価(KOH) 194.3(188-200) ※

※ヨウ素価と鹸化価の値は、下記の成分量をベースに計算した数値です。カッコ内の数字は、一般的に言われている数値の範囲です。これらは同じ植物のオイルでも、原料の種類、地域、抽出方法、商品やロットなど様々な条件によって変化する数値なのでお気を付けください。ヨウ素価と鹸化価の一覧と解説は下記をご覧ください。

Saponification Iodinevalue

 

ココアバターの代表成分

主な脂肪酸(100gあたり)

飽和脂肪酸 59.7 g
ミスチリン酸 0.1 g
ステアリン酸 33.2 g
パルミチン酸 25.4 g
一価不飽和脂肪酸 32.9 g
パルミトレイン酸 0.2 g
オレイン酸 32.6 g
多価不飽和脂肪酸 3 g
リノール酸 2.8 g
リノレン酸 0.1 g
その他 フィトステロール 201 mg

ミネラル&ビタミン(100gあたり)

コリン 0.3 mg
ビタミンE(αトコフェロール) 1.8 mg
ビタミンK (フィロキノン) 24.7µg

※USDA栄養データベースを参照

脂肪酸について、脂肪酸の摂取方法などは下記をご覧ください。

fattyacid3 fattyacid4 omega trans_fattyacid

 

ココアバターの特徴

何世紀も珍重され続けたココア豆

カカオの木は、中央アメリカと南アメリカが原産で、特に種子は常に珍重されてきました。貨幣として使われてきた歴史もあります。現在は、熱帯地方や湿気の多い場所に繁殖しています。

長時間発酵・乾燥させる

カカオの木になる花に果実がつきます。果実の中には3cmの種が36個ほど含まれ、それがココア豆と呼ばれます。そのままだと渋く、苦味があり、無臭です。その後長時間の発酵と乾燥により、ココア本来の味と香りに変化していきます。

固形油脂で体温で溶ける

ココアバターは固形油脂で、常温では固まっていますが、30~35℃で溶解します。そのため手に取ると自然に溶けます。

 

ココアバターの効果効能

利尿作用、刺激作用、呼吸器系の不調改善、皮膚軟化作用、保湿作用など

皮膚を柔らかくする

ココアバターには皮膚を柔らかくする作用があります。角質を落としやすくし、ニキビや吹き出物をできにくくしてくれます。

乾燥から皮膚を守る

ココアバターは保湿効果も抜群です。30%以上の割合で含まれるオレイン酸が、皮脂の蒸発を防ぎ、乾燥を予防してくれます。

ココアの香りでリラックス

ココアバターはカカオ特有のチョコレートの香りがほんのりします。心地よいと感じられる場合は、リラックス効果があるので、マッサージをすると相乗効果が得られます。

 

手作り石けんとココアバター

ココアバターは脂(バター)に分類され、飽和脂肪酸を多く含みます。そのため、酸化しにくく安定していて、石けんに使用すると硬くなります。融点が高いことから、入れ過ぎると水で溶けにくい石けんになります。泡立ちも悪くなります。そのためメインの材料としては向きませんが、少量混ぜることにより、硬さ、安定性を持たせることができます。また、しっとりとした質感になるので、冬の乾燥した時期の方が向きます。

 

 

 

次はこれを要チェック

vegetableoils classification sanka oilsafety

 

 

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